イギリスがEUを離脱決定!その理由とは
コラム
国民投票の結果
イギリスのEU離脱が決まりました。
何故イギリスは離脱するのか
理由はなんなのか
簡単に説明したいと思います。
まずEUについて
EUとは欧州連合の事ですよね
このEUには28ヶ国加盟しています。
もちろんヨーロッパでまだ加盟出来ていない国もあり
最近ではトルコが加盟の手続きをしていました。
【EUに加盟するメリットとして】
1.EU圏内での貿易や経済活動が自由化
2.農業国や貧しい国や地域はEUからの補助金
EUに入るにはEUの基準に合わせないといけません
世界有数の厳しさを持つEU基準に合わせた
衛生や環境設備を要求されます。
例えば死刑制度は駄目だよとEUではなっているので
トルコ等は死刑制度があるのでまだ加盟出来ていない状態です。
またメリットであげた補助金は
貧しい国の話でドイツやフランス、イギリスなどの
経済大国はEUに何兆円ってお金を払っています。
それじゃぁ大国には何のメリットもないじゃないか!って
思うかもしれませんが細かく言うと
・通貨交換が不要
・EU内での為替レート変動がなくなる
・金融・資本市場が統合・資金調達の規模拡大、国際競争力のある企業の台頭
・EU内の商品価格が同一基準になる
など経済的に効果をもたらすとしており
大国にもしっかりとメリットはあります。
では何故イギリスは脱退するのか
大きな要因として移民・難民問題です。
難民の受け入れは基本税金で賄われます。
それだけ財政を圧迫する事は目に見えています。
移民が増えると問題になってくるのが仕事問題です。
労働者が増える事により仕事の取り合いになっていまいます。
治安の悪化も懸念されています。
難民や移民にとってイギリスはとても良い国なんです。
イギリスの社会保障は手厚く、難民として受け入れられれば、
福祉手当、無料での医療施設の利用、住居の付与などが約束されています。
そりゃまぁみんなイギリスに行きたいですよね(笑
じゃぁ移民や難民を受け入れなければいいじゃないか!となるんですが
先ほども言った通りEU加盟国にはEU基準が適用されます。
EU基準=法律ですね。
その中に
難民受け入れを拒否してはならない
移民についても、特別な理由がない限り拒否してはならない
となっているので受け入れ拒否したくても出来ないんですね。
国民の税負担が重くなる事や経済の状況を考えても
離脱したいと考え、国民投票にいたったという事です。
これからイギリスは大丈夫なのでしょうか...
イギリスはマーケットの中心でもあります。
今後どのようになっていくのか注意深く見て行く必要があると思います。
大卒後めでたくIT大手起業に就職するも業績不振により半年で解雇。 24歳でIT会社を起業するも失敗。その後おとなしく制作会社で5年働き18号を巻き込んでおむすびを始めました。利用する人が少しでも幸せになるwebサービスを生み出していきます。