見た目も機能も次元違いなゴミ処理場に潜入してきたぞ!
コラム
大阪の珍スポット、税金の無駄使いなんて言われております
めちゃくちゃ奇抜なゴミ処理場「大阪市環境局・舞洲工場」に潜入してまいりました。
おむすび18号です。
素晴らしい施設だったので、みんな見学に行った方が良いよ!報告です。
めちゃくちゃ奇抜なゴミ処理場「大阪市環境局・舞洲工場」に潜入してまいりました。
おむすび18号です。
素晴らしい施設だったので、みんな見学に行った方が良いよ!報告です。
とっても奇抜な、色彩とデザイン!
まるでおとぎの国に迷い込んでしまったかのような感覚になる建物!
実は、大阪の舞洲にあるゴミ処理場なんです。
(近くにUSJがあるので、間違える人もいるそうで…)
エントランスから
全体模型
普段は予約制で見学に行けますが、
年に2回のオープンデーがあり、予約なし、入場無料!
ということでふらっと潜入して参りました。
このゴミ処理場、
デザインはオーストラリア出身のフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーさんです。
この方、直線嫌いで有名で、彼のデザインしたものは全てぐねぐねしています!
色彩も豊かで、自然と芸術の融合を試みた奇才と言われております。
こんな感じのすごくかわいいおじいちゃん!
外観だけでなく、内観も、庭もぐねぐね、ぐねぐね。
初めは、街と自然と建物の融合って…!
それでこの見た目って!www
みたいに思っていましたが、
たくさんのぐねぐねを見ているうちに、なんとなく魅力が分かったような…
自然界に直線は存在しないし、
草花はひとつひとつ、それぞれ、様々に色彩豊か。
それが建物に落し込まれるとこうなるんだな!
フンデルトヴァッサー!!
かっこいいーーーーー!!
見学会で行われている「プラントツアー」にも参加しました。
大阪市のマークが入ったヘルメットを被って、マスクに手袋。
これを装着した時点でテンションMAX!!!!!!
子どもに混ざってわいわい〜w
処理の過程や、焼却の様子、研究室など丁寧な説明付きで案内してもらえます。
ほんとうに皆さん丁寧で、親切で、良い人だらけ!
めちゃくちゃ楽しかった…
このゴミ処理場なんですが、建設費はなんと609億円と言われているそうで!!
建物のいたるところに使われているこの金の玉たち!
一個作るのに、100万円かかるそうですよ〜
高い税金かけて、へんてこりんな建物つくりやがって…
と大阪市民からは結構な批判があったそうです。
しかし、この工場すごいんです!
ゴミ収集車で回収された大阪市内のゴミは可燃、不燃問わず、全てこの舞洲工場にやってきます。
処理過程で発生する有害物質などは一切外に排出されません。
焼却の際に得られるエネルギーを利用した発電機により、この工場内全ての電力がまかなわれているそうです。
そして、余った分は関西電力に売っているんだとか。
ちなみに。大阪府が受け入れた東日本大震災によるガレキの焼却もこの工場で行われました。
この工場がフル活動して作る事が出来る電力は、原子力発電2機分にもなるそうで、
ゴミ処理+電力も作る事ができるすごい施設!
原発の再稼働なんかより、このゴミ処理場いっぱい作った方がいいのに!!
デザインも機能も素晴らしい工場でした〜!
ちなみに工場には500以上の窓があるんですが、約8割が装飾だそうです…
3年半ほど制作会社で働いたのち、おむすびを始めました。デザインやマーケティングなどを担当しております。人見知りですが、めちゃくちゃアウトドア派です。おもしろい、役に立つ、使い易い、そんな感じのサービスを山盛り作っていきたいと思っております。 おむすび!
更新日:2015-09-01
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