最近GoogleAnalyticsを見ているなかで「(direct) / (none)」の表示が異常に多くなったように思います。
気になったので調べてみました。
本来「(direct) / (none)」の表示が出るのは、だいたい以下のような理由だと言われています。
1.URLをブラウザのバーに直接入力
2.ブックマーク機能などから
3.メール(メルマガなど)のURLから
4.QRコードの読み取り
ちなみにアナリティクスでの見方は↓
「集客」→「参照元/メディア」です
特にリピーターが多い系の業種でもありません
どうやら「(direct) / (none)」になる場合が他にもたくさんあるみたいなので、調べてみました!
だいたいこの5つにまとめられるのではないでしょうか〜
1.URLサジェスト機能
2.スマートフォンの普及・ブラウザーや検索エンジン、アプリ等の多様化
3.セキュリティソフトによるブロック
4.httpsページからhttpページへのリンク
5.リファラスパム ← !!!
一個ずつ軽く解説していこうと思います。
1.URLサジェスト機能
URLの始めの何文字かを入力すると、アクセスしたことのあるサイトのURLへ誘導される機能のことです。
つまりダイレクト。
アクセスしたことのあるサイトが対象となりますので、リピーターと同じくくりと考えて良いのではないでしょうか。
2.スマートフォンの普及、ブラウザや検索エンジン、アプリ等の多様化
スマホからのアクセスの場合、端末のOSやブラウザ、検索エンジンなどが様々で、通常のキーワード検索を行ったとしても、参照元が分からないことが多くなってしまうようです。
簡単に言えば、種類がありすぎてgoogleさんもまだ分別付けられてないよ…みたいな感じでしょうか。
あとはtwitterなどのアプリからのアクセスの場合も多いようです。
しかし計測しているサイトがスマホからのアクセスが少ないタイプの場合は、これはあまり関係ないかもしれませんね。
3.セキュリティソフトによるブロック
セキュリティソフトが入っているPCからのアクセスの場合、参照元が削除される場合があるそうです。
個人的な見解ですが、Macユーザーはセキュリティソフトを入れている人が少ないのではないでしょうか…
(セキュリティがWindowsより優れているとappleさんが言っておりますので)
4.httpsページからhttpページへのリンク
SNS系がSSL化したことでhttpsのSNSからアクセスし→httpとなるパターンがあるので、情報元が分からないというパターンです。
5.リファラスパム
これにはビックリ!
なんとリファラスパムまでも含まれていたとは…
以下の条件に当てはまるアクセスが「(direct) / (none)」の表示になるようです
・言語設定やホスト名が(not set)
・アクセスが一定時間に集中している
・怪しい海外からのアクセス
今までのリファラスパムは分かりやすくて、同じように「集客」→「参照元/メディア」から怪しいURLを発見出来ました。
この分かりやすいスパムはフィルタで簡単に排除できるのですが…
ちなみ方法はこちら↓
ここに表示されないスパムとは…!やり手だな!
それかしょぼいのか…
そんなこんなで…
「集客」→「参照元/メディア」で見ると「(direct) / (none)」ばかりですごく偏って見えてしまうことがあると思いますが、
アナリティクスをもっと詳しく見ていくと、様々な経由でのアクセスを解析することが出来ます。
なので、ウヘーッ!「(direct) / (none)」ばっか…
となった場合、めげずにじっくり見ていけば、原因を解明していけるのではないかと思います。
まあ、一番厄介なのはリファラスパムっぽいなーって時ですよね…
ちなみに今回サンプルとして一番初めに上げたサイトはスマホからのアクセスが90%なので2番が原因だと思いたいところですが…
3年半ほど制作会社で働いたのち、おむすびを始めました。デザインやマーケティングなどを担当しております。人見知りですが、めちゃくちゃアウトドア派です。おもしろい、役に立つ、使い易い、そんな感じのサービスを山盛り作っていきたいと思っております。 おむすび!